工藤 靜香（くどう しずか、1970年4月14日 - ）は、日本の歌手、タレント、寶飾デザイナー。本名: 木村 靜香（舊姓: 工藤）。元おニャン子クラブのメンバーである。夫は木村拓哉（SMAP）。 東京都西多摩郡羽村町（現(xiàn)・羽村市）出身。日本音楽高等學(xué)校中退。血液型B型。愛稱：しーちゃん、しずちゃん。「愛絵理」（あえり）名で作詞をしている。 小簡(jiǎn)介 工藤にとって歌手として躍進(jìn)を遂げたのは、シンガーソングライター・中島みゆきとの出會(huì)いによる。1988年にリリースしたシングル、「FU-JI-TSU」を皮切りに中島より多くの詞の提供を受け、それらからヒット作が多く生まれている。なお、中島はこれまでに40人を超える歌手に合計(jì)98本の曲や詞を提供しているが、工藤への提供曲・詞は2割強(qiáng)にあたる22本（最新作は2008年11月発売の「NIGHT WING/雪傘」）を占めており、この中では最多である（これに次ぐのは研ナオコへの15本と、柏原芳恵への4本）。 ソロデビューした當(dāng)時(shí)、中島みゆきを擔(dān)當(dāng)していたディレクター（ポニーキャニオン所屬。當(dāng)時(shí)中島もキャニオン所屬であった）が工藤を兼任することとなり、かつ、デビュー前に工藤が「中島みゆきと松任谷由実のどちらが好きか」と聞かれて、中島みゆきと答えたことから縁ができたとされる（それ以前より中島の曲に影響されたともいわれている）[1]。工藤自身、「中島みゆきさんほど憧れる人はいない」と語(yǔ)っている。 工藤が中島と初対面したのは20歳頃で、音楽雑誌に掲載された対談であった。中島も工藤との友情を大切にしており、工藤にあてた音聲インタビューの中で「あなたと出會(huì)えたことは私にとっての寶物です」と語(yǔ)った。これを聞いた工藤は、感激のあまり嬉し涙を見せた[2]。 デビューから工藤のバックバンドを務(wù)めていたミュージシャンは、ほとんどが中島みゆきのバックバンドを務(wù)めており、そして當(dāng)時(shí)工藤の曲のほとんどを作っていた後藤次利も、中島とはかつてバックバンドだけでなく、編曲やプロデューサーとして組んでいたミュージシャン仲間の一人でもあった。 1996年11月7日に発売されたシングル「激情」ではこれまで詞のみの提供だった中島が詞だけではなく、曲も提供するようになり、編曲も瀬尾一三が擔(dān)當(dāng)している。これ以後の工藤への提供曲はすべて中島作詞・作曲、瀬尾編曲のものである。 2008年には、ソロデビュー20周年記念のラストの締めくくりとして、8月に中島の曲のみをカヴァーしたアルバム『MY PRECIOUS -Shizuka sings songs of Miyuki-』と、11月に新曲シングル『NIGHT WING/雪傘』を発表した。 大事件 幼少期を羽村市で過(guò)ごす。小學(xué)生の時(shí)には劇団「東俳」に所屬。 1984年第3回「ミス・セブンティーンコンテスト」に出場(chǎng)（同コンテストの同期には國(guó)生さゆり、渡辺美里、松本典子、網(wǎng)浜直子、斉藤さおりなどがいる）。翌1985年1月、木村亜希、柴田くに子（後の森丘祥子）と「セブンティーンクラブ」を結(jié)成しCBSソニーからレコードデビューするも、2枚のシングルを発表し解散。その後、メンバーは日本テレビのアイドルユニット「B・C・G（美少女からふるギャング）」のオーディションに參加し、木村のみが合格する。 高校へ進(jìn)學(xué)した1986年5月、『夕やけニャンニャン』番組スタッフの勧めでおニャン子クラブのオーディションを受け合格、會(huì)員番號(hào)38番となる。既に歌手活動(dòng)をしていたことやモモコクラブのメンバーであったことが知られたが、突出した玄人っぽさを見せることは無(wú)く、クイズ等で見せる「バカキャラ」（自ら「だってあたしバカなんだも〜ん」と発言したこともある）や「ヤンキーキャラ」（バイクが大好きと公言、素行不良であるらしいという噂が絶えなかった、など）で注目されるようになる。10月には渡辺満里奈のソロデビュー曲「深呼吸して」で生稲晃子とともに「with おニャン子クラブ」としてバックコーラスを擔(dān)當(dāng)する。 1987年5月7日、生稲晃子・斉藤満喜子とユニット「うしろ髪ひかれ隊(duì)」を結(jié)成。5月21日に発売のおニャン子クラブ8枚目のシングル「かたつむりサンバ」ではフロントボーカルに抜擢されるなど、終焉に向かっていたおニャン子クラブの中で人気、知名度を上げていく。 セブンティーンクラブやおニャン子クラブの事を隠し立てはしておらず、テレビ番組のトーク等で話題にすることもある。木村亜希と清原和博の結(jié)婚を木村本人から報(bào)告を受けたといい、おニャン子時(shí)代のエピソードを話すこともある。コンサートで「會(huì)員番號(hào)の歌」の自身のパートを歌ったり、NHK『ふたりのビッグショー』（共演は工藤のモノマネを得意としていた森口博子）で「セーラー服を脫がさないで」の一節(jié)を振りつきで披露した事もある。おニャン子クラブは學(xué)業(yè)最優(yōu)先が原則であったが、工藤はあまり真面目に學(xué)校へ通っていなかったことを後に告白している。 ソロデビュー以降 『夕やけニャンニャン』最終回の1987年8月31日、「禁斷のテレパシー」でソロデビュー。その後ヒット曲を連発し、1980年代後半から1990年代前半を代表する女性歌手の一人となる（淺香唯・中山美穂・南野陽(yáng)子らと "アイドル四天王" と呼ばれた）。特に1989年は「戀一夜」「嵐の素顔」「黃砂に吹かれて」と50萬(wàn)枚以上の大ヒットを連発し、その年のシングル年間ランキング上位10曲の中に3曲入った。「黃砂に吹かれて」はオリコン6週連続1位の記録を持っている。またこの曲でTBS系『ザ・ベストテン』最終回の1位を飾った（歌詞を數(shù)ヶ所間違えるハプニングがあった）。おニャン子関連の曲もしくはおニャン子出身者の曲でベストテン第1位を獲得したのは工藤靜香ただ一人である。またこの番組の1988年年間ランキングで6位に入った。 1988年に発売されたミニアルバム『カレリア』で「愛絵理」ネームで作詞をする。以降も作詞の際はこの名前を使用。「愛絵理」は両親が命名の際に第1候補(bǔ)として考えていた名前である。 1994年3月20日に発売されたシングル「Blue Rose」ではソロデビューから全ての楽曲（本人作曲を除く）を提供していた後藤次利と離れ、セルフプロデュースを展開。作詞はほとんど本人が擔(dān)當(dāng)し、都志見隆、松本俊明等の作曲家が參加。 1987年10月から5クール（1年3ヶ月）連続でドラマ出演するなど女優(yōu)としても活躍する他、畫家として二科展に12回の入賞実績(jī)がある。 バラエティ番組でも『とんねるずの生でダラダラいかせて!!』等で活躍し、特にとんねるずとの共演が多い。1997年に石橋貴明とユニット「Little Kiss」を結(jié)成してシングル「A.S.A.P.」を発売。音楽番組で歌唱中に実際にキスするパフォーマンスがあった。石橋からは「姫」と呼ばれている。 2000年〜2002年、YOSHIKIが主宰するレコード會(huì)社「EXTASY RECORDS」に所屬。 結(jié)婚〜現(xiàn)在 2000年11月、SMAPの木村拓哉と結(jié)婚。結(jié)婚後、工藤と木村は工藤の両親と同居している。 2001年5月1日に長(zhǎng)女「心美（ココミ）」と、2003年2月5日に次女「光希（ミツキ）」を出産したことで音楽活動(dòng)からは遠(yuǎn)ざかっていたが、2005年2月16日に久々のシングル「Lotus〜生まれし花〜」の発売を期に、古巣であるレコード會(huì)社「ポニーキャニオン」に復(fù)帰した。 2004年にラスベガスにて自身がデザイン・プロデュースする寶飾ブランド「TREASURE IIII」を発表。日本でなく海外で発表したのは、「工藤靜香」の名前のみが注目されデザインが適切に評(píng)価されないことを避けるためであった。 2007年5月23日には「雨夜の月に」をリリース。「Lotus〜生まれし花〜」以來(lái)、久々に自身による作詞のシングル曲となった（フジテレビ系ドラマ『麗わしき鬼』主題歌にもなった）。 2007年8月31日には、ソロ・デビュー20周年を迎えた。それを記念してベストアルバム『Shizuka Kudo 20th Anniversary the Best』、10枚組DVD『Shizuka Kudo THE LIVE DVD COMPLETE BOX』（1988年〜1999年のライヴ映像の集成）を発売し、東京と大阪でライヴを開催。本人が気に入っているにしおかすみこのモノマネや、観客のリクエストに答えて「かたつむりサンバ」の一節(jié)を披露する場(chǎng)面がテレビで報(bào)じられた。東京ライヴの模様のダイジェストは、シングルのカップリング曲を集めた作品集『20th Anniversary B-side collection』（2008年3月5日）の初回限定生産盤の付屬DVDに収録されている。 更多>>